吉田義男さん追悼試合 かつて米球界「ジャッキー・ロビンソン・デー」うらやんでいた/寺尾で候

<阪神1-2巨人>◇27日◇甲子園日刊スポーツの名物編集委員、寺尾博和が幅広く語るコラム「寺尾で候」を随時お届けします。 ◇ ◇ ◇ 甲子園に永久欠番が復活した。現役時代は“牛若丸”とうたわれ、阪神監督で球団初の日本一に導いた吉田義男さんの追悼試合が、甲子園球場の巨人戦で行われた。チーム全員が背番号23をつけた。 メジャーリーグでは毎年、初の...
<阪神1-2巨人>◇27日◇甲子園日刊スポーツの名物編集委員、寺尾博和が幅広く語るコラム「寺尾で候」を随時お届けします。 ◇ ◇ ◇ 甲子園に永久欠番が復活した。現役時代は“牛若丸”とうたわれ、阪神監督で球団初の日本一に導いた吉田義男さんの追悼試合が、甲子園球場の巨人戦で行われた。チーム全員が背番号23をつけた。 メジャーリーグでは毎年、初の...
<阪神1-2巨人>◇27日◇甲子園天国のよっさんに白星を届けられず…。阪神が巨人に競り負け、今季最長だった連勝が6で止まった。今季の開幕からの巨人戦連勝も5戦5勝でストップした。この日は2月3日に91歳で亡くなった元阪神監督の吉田義男さんの追悼試合として行われ、藤川球児監督(44)らナイン全員が永久欠番23を着用した。7連勝とはならなかったが、首位はキープ。...
<阪神1-2巨人>◇27日◇甲子園マウンド上の背番号23が妙にしっくりきていた。阪神ドラフト1位の伊原陵人投手(24)が球団新人61年ぶりの快記録を達成した。 「素晴らしい背番号をつけてユニホームを着て投げさせてもらえるのは、当たり前のことじゃない。球団の歴史を築いた方の背番号を背負えたことは大きい」 プロ野球選手としては小柄な男の背中に「23」の数字が映え...
<阪神1-2巨人>◇27日◇甲子園阪神の大山悠輔内野手(30)が3試合連続適時打を決めた。初回2死一、二塁で巨人先発堀田の132キロスプリットを振り抜き、三遊間を破る左前打で近本が先制のホームに滑り込んだ。ただ、第2打席で四球を選んだ後は2三振。「いいところも悪いところもありますけど、勝つか負けるかなので、そういう意味ではまだまだだと思う。1試合1試合しっか...
<阪神1-2巨人>◇27日◇甲子園巨人は「総力戦」で宿敵阪神から今季初勝利を挙げ、同カードの連敗を「5」で止めた。投げては、巨人堀田賢慎投手(23)が今季初先発で5回1失点と好投。リリーフ陣5人による無失点リレーでつないだ。打っては、9回1死三塁で代打岸田行倫捕手(28)が阪神の守護神岩崎から決勝打を放った。投打がかみあい連敗のトンネルを脱出した。 ◇...
<阪神6-2巨人>◇26日◇甲子園首位阪神が5番大山悠輔内野手(30)の8回決勝打に導かれ、今季最長の連勝を6に伸ばした。チームは球団77年ぶり、2リーグ制後では初となる巨人戦開幕5戦5勝。日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(43)は8回一挙4得点を呼び込んだ内野陣の好守に着目した。【聞き手=佐井陽介】 ◇ ◇ ◇ 阪神守備陣はこの日、2つのビッグプ...
<阪神6-2巨人>◇26日◇甲子園ピッチャーを大勢に代えないのかと思った。私が一番のポイントに感じたのは同点の8回裏、阪神が1死一、二塁で大山を迎えた場面だった。画面越しに、阿部監督が上着を脱いでいるように映った。ああ、田中瑛から大勢に交代するのだと思っていた。だが、田中瑛は続投した。 ベンチにも事情があったのだろう。ブルペンで準備していたが、大勢を投入でき...
<阪神4-1巨人>◇25日◇甲子園今季初めて甲子園に巨人を迎えた25日は「レジェンズ・デー」だった。江夏豊、田淵幸一、掛布雅之ら往年のファンなら見ているだけで涙が出てくる面々が顔をそろえたのである。 特に江夏だ。掛布が押す車椅子に乗り、甲子園のマウンドに登場。「ファースト・ピッチ」のセレモニーで投球ポーズだけではあったものの左腕を振った。「子どものとき、テレ...
<ドジャース8-4パイレーツ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)26日(日本時間27日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、一気に目覚めた。パイレーツ戦に「1番DH」で出場し、5打数3安打1打点。長打3本、1盗塁、2得点をマークし、打線を勢いづけた。「父親リスト」から復帰した20日のレンジャーズ戦以降...
<ドジャース8-4パイレーツ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアムドジャース佐々木朗希投手(23)は、同僚たちの盛り上がりにも後押しされ、先発マウンドに上がった。いつもと違う登場曲が流れると、ベンチで同僚ロハス、キケ・ヘルナンデスらがベンチの手すりをたたいてリズムに乗った。曲名「Bailalo Rockey」の“ロッキー”が“ロウキ”とも聞こえるラ...
カブス鈴木誠也外野手(30)はフィリーズ戦に「2番DH」で出場し、4打数2安打3打点と、出場した3試合連続でマルチ安打をマークした。5回2死満塁の第3打席に、時速97・4マイル(約157キロ)をはじき返し、痛烈な左前2点適時打を放った。7回1死一、三塁の好機には中前へ適時打。4-10と大量リードされた9回には、代打を送られて交代した。打率は2割9分2厘。完敗...
<ドジャース8-4パイレーツ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアムドジャース大谷翔平投手(30)が、インスタグラムで勝利の喜びを投稿した。 この日の大谷は、5打数3安打1打点1盗塁。2本の二塁打と三塁打を放ち、「パパ初猛打賞」と「初打点」、「パパ初盗塁」をマークした。試合は3-4の7回に大谷の適時二塁打で追いつくと、8回にテオスカー・ヘルナンデス外...
エンゼルス菊池雄星投手(33)が、敵地でのツインズ戦に先発し、今季最短の3回途中9安打4失点で4敗目(0勝)を喫した。1回に6安打で3失点、2回にも1失点。3回無死満塁のピンチを背負い、66球で交代した。 この日は制球、テンポが乱れ、ピッチクロック違反を3回取られるなど、本来の投球には程遠い内容だった。試合後は「いいところがなかった。相手がアプローチを決めて...
<春季高校野球新潟大会:新潟11-0敬和学園(5回コールド)>◇27日◇三条パール金属スタジアム新潟は3投手の継投で5回を無安打無得点に抑えた。先発したエースの杉山晃太(3年)は2回を5者連続三振を含むパーフェクトピッチング。「SNSなどを見ながら工夫して取り組んだ」という冬場の肉体強化の成果が出て、回転数が2200から2400以上にアップ。その一端を見せた...
<春季高校野球新潟大会:開志学園10-0万代(5回コールド)>◇27日◇三条パール金属スタジアム開志学園の背番号「1」の小池真太郎(3年)が公式戦初登板を果たした。9-0とリードした5回表に2番手でマウンドに上り、1回を無安打2奪三振の無失点。188センチの長身から「140キロ近く出せる」という直球を繰り出した。昨秋まで最速は120キロ台。制球力アップのため...
<春季高校野球新潟大会:日本文理12-3新潟青陵>◇27日◇三条パール金属スタジアムほか◇1回戦日本文理が新潟青陵に12-3で7回コールド勝ちした。今春、背番号「1」をつけた番場晃太郎投手(3年)が公式戦初先発。3回を1安打無四球、3奪三振で無失点と好投した。長岡南中の先輩でもある日本文理OBのロッテ田中晴也投手(20)は、この日の日本ハム戦で先発し、今季2...
<高校野球春季兵庫県大会:報徳学園5-0滝川>◇27日◇3回戦◇明石トーカロ春季兵庫県大会3回戦の2試合が27日、明石トーカロ球場で行われた。 滝川はプロ注目の二刀流・新井瑛太投手(3年)が報徳学園戦で自己最速を更新する152キロを計測したが、7回2/3を11四球5失点で敗退した。低めの球を見切られ、6回は押し出し四球で先制点を献上。計170球を要し「無駄な...
<高校野球春季兵庫大会:報徳学園5-0滝川>◇27日◇3回戦◇明石トーカロ 兵庫県の注目校対決は報徳学園が5年連続で春8強に進出した。 先発の背番号11、岡田壮真投手(3年)が9回4安打で完封勝利を飾った。 滝川の先発はプロ注目の二刀流・新井瑛太投手(3年)。最速152キロを投げ込まれながら四球を奪い続けた。大角健二監督(44)は「プラン通り」と明かし、「終...
阪神大学野球の春季リーグは第4節2試合を行った。1位大産大と2位関西外大の対戦は、後半に点差を広げた関西外大に軍配が上がった。7回1死一、二塁で中越え適時三塁打を放った渡辺大亮外野手(4年=星稜)は4打数3安打2打点と中軸の役割を果たした。関西国際大は、3-3の9回に一挙5得点で大体大を突き放した。天理大に勝ち点12で並び、3位タイとした。
<東京6大学野球:法大7-5早大>◇第3週2日◇27日◇神宮法大が早大に競り勝ち1勝1敗とした。1点ビハインドで迎えた8回2死二塁から藤森康淳外野手(3年=天理)の左越え適時二塁打で同点とし、なおも2死二塁から、境亮陽外野手(1年=大阪桐蔭)の左越え適時三塁打で勝ち越しに成功。新戦力で3連敗から脱した。明大-慶大は3時間44分の激闘の末、延長12回引き分けと...
<東京6大学野球:法大7-5早大>◇第3週2日◇27日◇神宮法大が早大に競り勝ち1勝1敗とした。1点ビハインドで迎えた8回2死二塁から藤森康淳外野手(3年=天理)の左越え適時二塁打で同点とし、なおも2死二塁から、境亮陽外野手(1年=大阪桐蔭)の左越え適時三塁打で勝ち越しに成功。新戦力で3連敗から脱した。明大-慶大は3時間44分の激闘の末、延長12回引き分けと...
独立リーグの北海道フロンティアリーグ(HFL)が5月4日に開幕する。3連覇を目指す石狩レッドフェニックスは27日、石狩市内で開幕直前フェスティバルを行った。昨季まで野手総合コーチを務めていた元阪神の的場寛一監督(47)が就任。NPBへの選手輩出と全国の独立リーグ王者が集うグランドチャンピオンシップ(GC)での日本一獲得を目標に掲げた。 ◇ ◇ ...
<東京6大学野球:明大7-7慶大>◇第3週2日◇27日◇神宮明大と慶大の2回戦は、3時間44分の激闘の末、延長12回引き分けとなった。 明大は、4点ビハインドで迎えた6回と7回に1点ずつ返し、8回には3点を挙げ同点に追い付き延長へ。12回表、1死二、三塁から、前日の第1戦でサヨナラ打を放った田上夏衣外野手(2年=広陵)の左犠飛と、相手の暴投で2点の勝ち越しに...