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【DeNA】筒香嘉智3の0 5打席すべて別の投手「間合いも少し長いのかな」2軍日本ハム戦

日本ハム対DeNA 1回表DeNA2死一塁、中飛に倒れる筒香(撮影・野上伸悟)

<イースタン・リーグ:日本ハム-DeNA>◇23日◇鎌ケ谷

DeNAに5年ぶりに復帰した筒香嘉智外野手(32)が「4番DH」でフル出場し、3打数無安打2四球。1打点を挙げた。

1回2死一塁の第1打席は、3年ぶりに日本ハムに復帰した右腕バーヘイゲンのカーブを打って中飛。4回先頭の第2打席は、4年目の育成右腕、斉藤から四球を選んだ。5回2死一、三塁で迎えた第3打席はベテラン左腕の宮西と対戦。3ボールから139キロを空振りした後、2打席連続の四球で出塁した。7回1死一、三塁では鍵谷のフォークに遊ゴロに倒れたが、併殺崩れの間に1点を追加した。最後は9回2死一塁で、ザバラの158キロを空振り三振した。

筒香は20日のイースタン巨人戦(横須賀)で1657日ぶりに日本実戦復帰。2打数1安打1打点を記録し、鎌ケ谷3連戦のテーマに「日本人ピッチャーの間合いを感じること」を掲げていた。この日は5打席すべて別の投手と対戦し「投手によってボールの質も違いますし(日本選手の場合は)間合いも少し長いのかなと思いました」と話した。

早ければ28日巨人戦(横浜)での1軍合流を視野に調整中。復帰2戦目でまだ守備には就いておらず「いつから守備になるのか、自分だけでは決められないので相談していきます。(コンディション的にはいつでも守備に)就けます」と話した。24日の鎌ケ谷は雨予報となっている。

日本ハム対DeNA 1回表DeNA2死一塁、中飛に倒れる筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 1回表DeNA2死一塁、中飛に倒れる筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA ティー打撃をするDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に左翼で打撃練習の球を処理するDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に左翼で打撃練習の球を処理するDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に左翼で打撃練習の球を処理するDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に左翼で打撃練習の球を処理するDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に元DeNA通訳で、現日本ハムスタッフの林氏(右)と再会を喜びあうDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に元DeNA通訳で、現日本ハムスタッフの林氏(右)と再会を喜びあうDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 試合前に元DeNA通訳で、現日本ハムスタッフの林氏(右)と再会を喜びあうDeNA筒香(撮影・野上伸悟)
日本ハム対DeNA 練習でパイレーツ時代のバットを手にするDeNA筒香(撮影・野上伸悟)

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【オリックス】東晃平、出場選手登録抹消 20日ソフトバンク戦で右手中指のマメつぶれていた

4月20日 ソフトバンク対オリックス 先発で登板する東晃平

オリックス東晃平投手(24)が23日、出場選手登録を抹消された。

先発した20日のソフトバンク戦(ペイペードーム)では5回に右手中指のマメがつぶれて降板し、「経過次第ではすぐに投げられるんじゃないかと思いますけど。そんなに重くないと思う」と話していた。今季は3試合に先発し、1勝1敗、防御率0・47の成績を残していた。

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DeNA浜口遥大-阪神伊藤将司、ロッテ高野脩汰-ソフトバンク大関友久ほか/24日予告先発

阪神伊藤将司(2024年4月10日撮影)

24日のプロ野球予告先発は以下の通り。

<セ・リーグ>

巨人赤星優志-中日涌井秀章(東京ドーム=18時)

ヤクルト小沢怜史-広島T・ハッチ(神宮=18時)

DeNA浜口遥大-阪神伊藤将司(横浜=17時30分)

<パ・リーグ>

楽天岸孝之-日本ハム田中瑛斗(楽天モバイル=18時)

ロッテ高野脩汰-ソフトバンク大関友久(ZOZOマリン=18時)

オリックスA・エスピノーザ-西武武内夏暉(京セラドーム大阪=18時)

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【DeNA】米米CLUB石井竜也、土下座のち君が代独唱 リリーフカーで登場、スタンドから笑いも

DeNA対阪神 セレモニアルピッチにリリーフカーで登場した米米CLUBの石井竜也(右)と大久保謙作(撮影・山崎安昭)

<DeNA-阪神>◇23日◇横浜

試合前セレモニーに米米CLUBのリーダーBONと石井竜也が登場した。

2人ともDeNAのレプリカユニホームを着て、リリーフカーで登場。まずはBONが始球式を行った。だが、セットポジションから投じた球は山なりで三塁寄りにそれ、ころころと転がった。スタンドから笑いも起きる中、石井は打者役の桑原、捕手役の伊藤に土下座した。

BON、石井ともベンチ裏へ下がったが、しばらくして石井だけ再登場。今度は正装で決め、君が代を力強く独唱した。

試合後には石井のライブが予定されている。

DeNA対阪神 セレモニアルピッチにリリーフカーで登場した米米CLUBの石井竜也(左)と大久保謙作(撮影・山崎安昭)
DeNA対阪神 君が代独唱の石井竜也(撮影・加藤哉)
DeNA対阪神 君が代独唱の石井竜也(撮影・加藤哉)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチで投球した米米CLUBの大久保謙作が大暴投。石井竜也(左)は打席に立った桑原(右)と捕手を務めた伊藤光に土下座する(撮影・山崎安昭)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチを務める米米CLUB大久保謙作(左)と石井竜也(撮影・河田真司)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチを務める米米CLUB大久保謙作(左)と石井竜也(撮影・河田真司)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチを行うBON。左は石井竜也(撮影・加藤哉)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチを終え一礼する米米CLUB石井竜也(撮影・河田真司)
DeNA対阪神 君が代独唱を務める米米CLUB石井竜也(撮影・河田真司)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチで投球する米米CLUBの大久保謙作(撮影・山崎安昭)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチで投球する米米CLUBの大久保謙作。ボールは打席に立った桑原(右)の遙か後方へ。捕手伊藤光(撮影・山崎安昭)
DeNA対阪神 セレモニアルピッチを務める米米CLUB大久保謙作(撮影・河田真司)

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【楽天】体調不良で離脱の守護神・則本昂大1軍復帰 今江監督、起用法は「クローザーです」

楽天対日本ハム 1軍に合流し、笑顔を見せる楽天則本(撮影・たえ見朱実)

発熱による感染症特例で離脱していた楽天則本昂大投手(33)が23日、8試合ぶりに1軍に復帰した。

今季から抑えを務める則本だが、一時は39度ほどの熱が出たといい、14日に登録抹消となるも、体調はすぐに回復。17日から練習に復帰していた。

試合前に起用法を問われた今江敏晃監督(40)は「もうクローザーです。もちろん」と話した。

また、清宮虎多朗投手(23)が出場選手登録を抹消された。

楽天対日本ハム 1軍に合流した楽天則本(撮影・たえ見朱実)
楽天対日本ハム 1軍に合流した楽天則本(撮影・たえ見朱実)
楽天対日本ハム 外野でキャッチボールする楽天則本(撮影・たえ見朱実)

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コラム

中嶋聡監督ら出身地秋田で8年ぶり試合 小木田敦也-吉田輝星「秋田リレー」なるか
岡田の野球よ

【内匠宏幸】ベンチ組を大事にする岡田彰布「アイツらで十分」植田海、熊谷敬宥の評価

24年4月16日、阪神対巨人 7回裏阪神1死二、三塁、三走植田海(右)は代打糸原健斗の右犠飛で生還する

中日との初戦(4月19日)、試合前の練習を終えたあと、ヘッドコーチの平田勝男が近づいてきた。「いやー、よく粘ったかいがありました。監督が言っていた通り、チームがガラリと変わりましたからね」。長く続いた底の状態を抜けた。ポイントになったのは? こちらの問いに平田は即座に返してきた。「あのゲームです。よく引き分けたから。負けていたら、どうなっていたか。巨人と引き分けたゲーム。あそこからやもんね」。

4月16日の巨人戦。それはレギュラーではないエキスパートな選手が、とびきり光った試合だった。走塁のエキスパートの植田が示した「神走塁」。それを生かした代打糸原の犠牲フライ。引き分けに持ち込んだ控え組の働きはベンチに勇気と希望を与えたものだった。

監督の岡田彰布はベンチ組をすごく大事にする。糸原、原口のベテランはもちろん、代走、守備要員の植田、熊谷を高く評価し、かわいくて仕方ないといった風情で接している。

実は開幕前、岡田との会話の中で興味ある話があった。それは植田と熊谷にまつわるもので「アイツら、バッティングもよくなっているんよ。だから代打要員として下(2軍)から誰かを上げるということはないわ。アイツらで十分、代打でいけるんやから」とニコニコしながら明かしていた。

試合前の練習。まだスタンドにファンが入れない時間帯。岡田の姿は二塁ベースの後ろにある。ノックバットを持ち、2カ所のフリー打撃を見つめ、一塁側のバント練習にも視線を注ぐ。内野のノックを確認したら、真後ろの投手陣のアップもチェック。岡田が常に意識する「見る」こと。これがルーティンとなっている。

それがあるから植田、熊谷の打撃の成長ぶりもわかっていた。だから今回、得点力が乏しい状態が続いても2軍からのテコ入れは考えなかった。ここまで点が入らなければ、2軍から状態のいい野手を上げたくなるもの。しかし岡田は動かなかった。それは見ることで得ている選手たちの上昇気配。走塁や守備だけではなく、着実にバッティングでもレベルを上げている植田、熊谷を例に出し、いまのメンバーで十分に戦えると、監督自身が結論を出していた。

レギュラーには時に厳しく、辛辣(しんらつ)な言葉を発するが、控え組に対してはそんなコメントはほとんどない。それはその道の「プロ」と認めているからだ。「レギュラーだけで勝てれば、楽なもんよ。でも、そう簡単なもんやない。貴重な控えがいてこそのチームなわけ。そこが強ければ、チームは勝てる」。

勝負どころでの代打、代走。逃げ切りへの守備固め。これらの起用法が岡田采配のキモになる。もちろん投手陣の継投もその中に含まれる。駒使いでは絶対的な自信を持つ。岡田ならではの戦術は、彼ら控え組がいてこそ。「あの植田の走塁からです」と平田が挙げたターニングポイント。植田、熊谷に代表されるように、岡田はいつも彼らを気にかけている。【内匠宏幸】(敬称略)

24年4月12日、中日対阪神 12回表阪神1死、熊谷敬宥は左前打を放つ
24年4月20日、阪神対中日 8回を終え、選手交代を告げる阪神岡田彰布監督
虎だ虎だ虎になれ!

【虎になれ】誰にでもできることをキチンとやった木浪聖也、流れ変えたあの場面 阪神首位浮上

阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)

<阪神3-0中日>◇21日◇(甲子園)

強竜ファンにすれば「ここまでやったのに止めるのか…」という思いも募ったかもしれない。それでも独断で言って申し訳ないが、あの3ランで、まず決まりなのは野球好きなら分かるのではないだろうか。

それほど衝撃的な佐藤輝明の1発だった。ライナーでフェンス直撃か。そう思ったら、そのままスタンドイン。雨も無縁のすさまじいパワーだ。まるで“ノー感じ”の三振もするがこんな1発も打てる。異能の男。それが佐藤輝だ。

それと比較すれば、あまりにも地味なのだが、それでも重要なプレーがあったのを虎党なら見ていたかもしれない。それは4回、中日の攻撃時に出た。先頭のカリステがこの試合2安打目となる中前打で出塁。続く4番・中田翔の打席だ。

佐藤輝に負けないパワーの持ち主である中田の当たりは大きな中飛。降りしきる雨を気にしながら中堅・近本光司が捕球した。次の瞬間。ハーフウエーから一塁へ戻っていたカリステがタッチアップで二塁へ猛ダッシュした。

そのまま猛烈なスライディング。タイミングはセーフのように見えた。だがぬかるんだグラウンド状況でそのまま勢いが止まらず、滑ったままオーバーランしてしまう。送球を受けた木浪聖也が冷静にタッチ。カリステもかわしながらベースに触ったがアウトに。敵将・立浪和義がリプレー検証を求めたが判定は変わらなかった。

これは大きい。カリステはいいアイデアだったと思う。「こういう状況だからなんとか先に1点」と指揮官・岡田彰布も勝利監督インタビューで繰り返していたが、どうにかして先制したい…というのは両軍の思いだっただろう。

もしもセーフになっていれば1死二塁。先制チャンスが広がっていたところで、それを未然に防いだということだ。繰り返すが内野手としては普通のプレーだろう。だが、隙を見せず、キッチリやったことでピンチの目をつんだ。

「しっかり見ていたね。褒めてもいいんじゃないでしょうか」。内野守備走塁コーチの馬場敏史はそう言った。誰にもできないことをやるのは素晴らしい。同時に誰にでもできることをしっかりやるのも勝つためには必要なのだ。今季初の甲子園6連戦を前に期待した通り、5勝1分けと一気に息を吹き返した阪神は首位浮上。大目標へここからが大事である。(敬称略)

阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 4回表中日無死一塁、一塁走者カリステは中田の中飛で二塁へタッチアップも濡れた土とベースで塁上に止まれずアウトになる。野手は木浪(撮影・加藤哉)
阪神対中日 4回表中日無死一塁、中田の中飛で二塁へタッチアップするもベースで止まれずアウトになる一走カリステ。遊撃手木浪(撮影・前田充)
田村藤夫のファームリポート

【田村藤夫】ヤクルト高卒ルーキー捕手・鈴木叶へ サインは完璧に覚えなきゃダメだぞ!

ヤクルト鈴木叶(2024年3月撮影)

【177】<ファームリポート:ヤクルト2X-1ロッテ>◇21日◇戸田

ヤクルトの高卒ルーキー捕手・鈴木叶(18=常葉大菊川)がサヨナラヒットを放ち非常に印象に残った。また、キャッチングの技術的な部分と、もっとも根本的な部分での課題と、いろんな側面を見ることができた。

   ◇   ◇   ◇

サヨナラヒットを放った場面では、フォークを鮮やかにレフト前に運んだ。その前もヒットを打っており、バッティングでのアピールは素晴らしいものがあった。

6回からの出場だったが、見ていた範囲ではイニング間のセカンドスローではいいボールを投げていた。スリークォーター気味のフォームで、肘と手首の柔らかさを感じる投げ方だった。投手への返球もスナップを良く効いたボールを投げており、全体的に柔らかさを感じた。

キャッチングでは捕手から見てベース右側のコースはしっかり止めていた。とてもいい。だが、ベースの左側、右打者の内角のボールではキャッチングが流れていた。そのため、ストライクをボールと判定されているなと感じる場面があった。

この試合を見た限りでは、ミットを構えたところから、右打者の内角へミットを動かすのだが、左の脇が空き、いわゆる肘を抜くようだった。そうではなくて、左の脇を閉じるというより、両脇をハの字にするような意識で、止める時にミットが縦気味になれば、しっかり球審にも見やすく、ストライクとジャッジされるのでは、と感じた。

こうした技術的な課題は、どんどん上達も望めるし、鈴木の基本的な動きからすれば、十分に成長していくはずだ。どんどん実戦で学べばいい。

とまあ、ここまでは技術的な視点から解説をしたが、最後にきっちり苦言を呈しておきたい。同点の7回表無死一塁。鈴木は次打者を迎えてベンチのサインを見て、野手にバントシフトの有無をブロックサインで伝えた。

直後、ヤクルトベンチから声がかかる。「おい!」鈴木はもう1度ベンチからのサインを確認し、再び野手に伝達する。するとまた「おい!」。ファウルの後、三たびベンチからのサインを見て、野手にサインを出した。私はヤクルトベンチをじっと見ていたが、サインを出したバッテリーコーチは、もう声は出さなかった。

だが、その表情から察しはついた。バッテリーコーチは池山監督の方を見ていたが、明らかに鈴木のサインの出し方に納得していない様子だった。

ここからは、私の解釈だが、鈴木はバントシフトのサインをしっかり覚えていないと感じられた。万が一にも鈴木がしっかりサインを理解して、野手に伝達していたのなら、大変申し訳ないのだが、その可能性は非常に低いと思う。

まず、バントの場面ではベンチから守備フォーメーションのサインが出る。このケースでは無死一塁のため、バントシフトを敷くか、敷かない空のサインになる。それを理解して、鈴木は野手に伝えなければならない。

だが、ベンチからのサインがうろ覚えだった可能性がある。その上で、野手にサインを出している。つまり、バントシフトのサインが出ているのに、野手に空のサインを伝達したか、空のサインが出ているのに、野手にバントシフトのサインを出してしまったか、そのどちらかの可能性が高いと感じた。

私が感じたように、鈴木がサインをしっかり覚えていなかったのならば、かける言葉はひとつしかない。「しっかりサインを覚えろよ」。高卒ルーキー捕手とは言え、キャンプで守備のフォーメーションサイン、バッテリー間のサインなど、基本的な作戦のサインはみっちり教わっているはずだ。

確かに、他のポジションに比べて、覚える量はかなり多いが、捕手とはそういうポジションだ。ゆえに守りの要として、若手だろうが、経験が浅かろうが、重い責任がある。その要が、サインをうろ覚えでは、とてもじゃないがベンチは作戦どころではなくなる。

まあ、ざっくり言えば説明など必要ない。「覚えるしかない」。それだけだ。もちろん、この局面ではヤクルトの野手陣はもちろん、ロッテのベンチも含め、見ていたコーチ、選手は鈴木の失態を見ている。

サインを完璧に覚え、次回、同じシチュエーションでは、ベンチのサインを確認し、正確にテキパキと野手に伝える。それしかない。同じ失敗をしないよう、この試合後から、自覚を持ってサインのマスターに取り組むように。(日刊スポーツ評論家)

ヤクルト鈴木叶(2024年3月撮影)

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MLBニュース

ピート・ローズ氏ひんしゅく サインボールに大谷翔平の名前「私にも通訳がいれば」

ピート・ローズ氏(2016年7月撮影)

野球賭博で米大リーグから永久追放されている最多安打記録保持者のピート・ローズ氏(83)が、サインボールにドジャース大谷翔平投手の名前を書き、ひんしゅくを買っている。

米メディアTMZスポーツが22日、ミネソタ州セントポールでのサイン会を紹介。同氏はサインとともにボールに「ごめんなさい、私は野球に賭けた」「大谷もごめんなさい」「私にも通訳がいれば」などと書き添えた。3月にも「70年代、80年代に通訳がいれば無罪放免だった」と発言していた。

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MLB公式サイトが現時点のMVPを模擬投票 ドジャース大谷翔平はナ・リーグ2位…1位は?

2024年4月19日、右翼へ適時打を放つ大谷

MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、関係者45人による今季第1回のMVP模擬投票を行った。現時点での結果をもとに、1位5点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点で投票されている。ナ・リーグ1位は41票の1位票を集めたドジャースのムーキー・ベッツ内野手で、大谷翔平投手(29)は2位だった。大谷の1位票はなかった。3位はブレーブスのアクーニャ外野手。

大谷は安打数(35)、二塁打(11)、打率(3割6分8厘)、塁打数(63)で両リーグの1位に立っている。

ベッツは得点(24)、四球(20)、出塁率(4割6分9厘)、OPS(出塁率+長打率=1・103)などで1位に立っている。

同サイトでは「彼(大谷)が1位でない唯一の理由は、今年は投球していないから。投手として平均的なシーズンであったとしても、おそらく3度目のMVPは確実。ベッツ氏の最善の努力したとしても」と理由を分析している。大谷は右肘手術の影響で、今季は登板する予定がない。

ア・リーグ1位はヤンキースのフアン・ソト外野手だった。

4月5日、右越えに2号2点本塁打を放り、フリーマン(中央)、ベッツ(右)にタッチで迎えられる大谷

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大谷翔平の機内くつろぎタイム公開 シート複数使って寝そべる「移動中も勉強」「狭いのかな?」

ドジャース対メッツ 3回裏、大谷は右越えにメジャー通算176号となる2点本塁打を放つ(撮影・菅敏)

ドジャースは23日、公式X(旧ツイッター)を更新し、チーム移動の航空機内でくつろぐ大谷翔平投手(29)らの写真を公開した。

大谷は複数のシートを使って寝そべり、タブレット端末を見ながら笑顔を浮かべているショット。同時にアップされたチームメイトのフレディ・フリーマン内野手(34)は真っ直ぐ席に座り、あごに手をやりながら真剣に雑誌を読んでいる。

SNSでは「翔平さん真っ直ぐ座ると狭いのかな?」「しょうへいさん移動中も勉強している」などとコメントが寄せられた。

ドジャース公式Xから
ドジャース公式Xから

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MLBで珍事…ファンのヤジで監督に退場処分、猛抗議も球審「誰が言ったか関係ない。退場だ!」

ウェンデルステット球審に抗議するヤンキースのブーン監督(右=AP)

<アスレチックス2-0ヤンキース>◇22日(日本時間23日)◇ヤンキースタジアム

ヤンキースのアーロン・ブーン監督(51)が、観客のヤジによって試合開始からわずか2分で思わぬ退場処分となった。通算35度目で、同監督が就任した18年以降では最多となっている。

初回、アスレチックスの先頭ルイーズの足にボールが当たり死球となったが、ルイーズがスイングしたとして同監督がベンチから抗議。しかし一塁審判の判定はチェックスイングで変わらず、次打者のネビンに打席が回った。そして1球目が投じられた後、ハンター・ウェンデルステット球審はベンチに向かって注意。同監督に対し「これ以上何か言えば退場だ!」と発言。それに対しブーン監督は左手で応じ、無言で試合に目を向けていたが、次の瞬間にいきなり退場を宣告された。

中継のカメラだと、球審が同監督に注意した後にベンチの上に座っていたファンがヤジを飛ばし、直後に球審が同監督を退場とした。何も発言していなかったブーン監督は両手を挙げて猛抗議し、オースマス・ベンチコーチとともにベンチの上を指さして自分ではないとアピール。球審に向かって直接アピールしに行った。

中継では球審とブーン監督のやりとりがそのまま放送され、球審は「誰が言ったか関係ない。退場だ!」と発言。同監督は「関係ないってどういう意味だよ。ひと言も言ってない。ダグアウトの上からだった。自分は何も言ってない。ハンター、何も言ってないんだ」と、Fワードを使いながら否定し、その後音声がオフになった。

ウェンデルステット球審は試合後、選手の誰かがヤジを飛ばしたと思ったと明かし「アーロン・ブーンはヤンキースの監督だから、ダグアウトで起きたことの責任を取るべき。選手を退場にはさせたくなかった。彼らは試合に出なければならない。ファンはそれを見るためにお金を払っている。だからダグアウトまで行って誰が言ったか探ろうとする代わりに、彼を退場にした」と説明した。

退場処分を受けたヤンキースのブーン監督(右=AP)
ヤンキース・ブーン監督の退場を告げるウェンデルステット球審(AP)

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メッツが元日ハムのマイケル・トンキン投手をメジャー40人枠から外す 18年に1年だけハム在籍

日本ハム時代のトンキン(2018年10月撮影)

メッツは22日、元日本ハムのマイケル・トンキン投手(34)をDFA(メジャー40人枠から外す措置)にしたと発表した。トンキンにとって今季すでに3度目のDFAで、今後はトレードされるかウエーバーにかけられ、獲得球団がなければマイナー降格か自由契約となる。

トンキンは13年にツインズでデビューし、17年までの5年間で通算141試合に登板。18年に日本ハムで1年だけプレーし、その後は独立リーグやメキシカンリーグなどを経て昨季ブレーブスで6年ぶりにメジャー復帰。今季はメッツで開幕を迎えたが5日にDFAとなりツインズにトレード移籍。しかし13日に再びDFAとなり、ウエーバーを通じてメッツに移籍したが、再度DFAとなった。今季6試合で1勝2敗、防御率6・00。

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高校野球ニュース

春季北海道大会札幌地区の組み合わせ抽選 センバツ出場の北海・金沢光流主将「1つ1つ丁寧に」

組み合わせ抽選に出席した北海の金沢主将(撮影・石井翔太)

第63回春季全道高校野球大会札幌地区予選(8日開幕、札幌円山など)の組み合わせ抽選が23日、札幌市内で行われた。

今春センバツに出場した北海は、10日の札幌麻生第2試合で札幌北陵-札幌南と対戦する。まずは春の地区大会予選から1勝ずつ積み重ねていく。内野手の金沢光流主将(3年)は「1つ1つ丁寧に戦っていきたい」と意気込んだ。

今春入部した1年生27人のうち、6人が春のメンバー入りを果たした。センバツに出場した部員にも緊張感が漂っている。「1年生も実力があるので、センバツでレギュラーだったメンバーも焦っていると思う。固定のレギュラーはいないので、みんないい状態で競争できている」。激しいレギュラー争いを上昇への機運につなげる。

○…札幌日大は初戦で札幌新陽と対戦する。エース左腕小熊梓龍(3年)は昨秋から10キロ増の83キロまで増やし、春に備えてきた。一冬での成長を公式戦で発揮する。「冬やってきたことを出した投球を見せたい」。昨年の秋季大会札幌地区予選では準決勝で北海に逆転負けを喫し、惜しくも全道切符を逃した。「秋は悔しい負け方をした。自分が勝たせられるくらいの気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。

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鹿児島実プロ注目右腕、井上剣也が2失点完投で初戦突破 12球団スカウト約20人集結

東明館対鹿児島実 2失点完投で勝利に導いた鹿児島実エース井上剣也投手(撮影・菊川光一)

<春季高校野球九州大会:鹿児島実3-2東明館>◇23日◇1回戦◇佐賀県立

鹿児島王者の鹿児島実が3-2のサヨナラ勝ちで東明館(佐賀)を下し、初戦を突破した。目標はドジャース山本由伸というプロ注目最速151キロ右腕、井上剣也(けんや)投手(3年)が3安打2失点、7三振を奪って134球で完投。課題の制球に苦しみ6四球を出したが、終始140キロ台の直球を主体に押して勝利に導いた。

初回は慣れないマウンドに苦しみ2四球が絡んで適時打で1点を先制された。ただそこから「しっかり腕を振って行った」とギアをアップ。最速は6回の先頭打者に計測した150キロで、変化球はフォークを封印して、カーブ、スライダーを交えて打者を翻弄(ほんろう)。2回から7回までは安打を許さなかった。

NPB全12球団約20人のスカウトの前で、最後まで自慢の球威で貫いて貢献した。

東明館対鹿児島実 1回表東明館無死、捕飛に指指す鹿児島実エース井上剣也投手(撮影・菊川光一)

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春季高校野球埼玉大会の組み合わせが決定、25日開幕、決勝は5月5日、上位2校が関東大会へ

春季高校野球埼玉大会組み合わせ

高校野球春季埼玉大会の抽選会が行われた。

25日に開幕し、今秋ドラフト候補の石塚裕惺内野手(3年)を擁する花咲徳栄は27日に初戦の伊奈学園総合戦を迎える。決勝は5月5日、大宮公園野球場。上位2校が春季関東大会(群馬、5月18日~)に出場する。

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能登半島地震で被災の日本航空石川、控え選手が東京・青梅市の新しい寮に生活拠点移す

新たな拠点先となった明星大・青梅キャンパスの敷地内で笑顔を見せる日本航空石川・藤本(左)と田中丈(撮影・佐瀬百合子)

能登半島地震で被災し、今春センバツに出場した日本航空石川の控え選手たちが22日、東京・青梅市の明星大キャンパスにできた新しい寮に生活拠点を移した。23日から練習を再開する。

主力選手は石川・輪島市内の同校で生活し、27日の春季大会初戦に向けて練習を行っている。同校はボランティアの拠点になっているため、収容能力の関係で全部員が集えない。春季大会後に新拠点となる青梅へ主力選手も合流する。5月3日に準々決勝が行われる。勝ち進んだ場合、控え選手たちは同2日に輪島へ応援に駆けつける予定だ。

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神村学園が同校初の継続試合を制し初戦突破、投打かみ合い大牟田に7回コールド 春季九州大会

大牟田対神村学園 継続試合を7回コールドで制し、整列する神村学園ナイン(撮影・菊川光一)

<春季高校野球九州大会:神村学園8-1大牟田>◇22日◇1回戦◇佐賀県立

今春センバツ組の神村学園(鹿児島)が、同校初の雨天中断による大牟田(福岡)との継続試合を8-1の7回コールドで制し、初戦を突破した。2日連続順延も集中力を切らさず、投打にかみ合った。

20日初戦の4-1の5回裏2死二塁からの仕切り直しから、6、7回の連続得点で4点を奪いサヨナラコールドだ。6回2死二塁で、中前適時打を放ったセンバツで本塁打を放った4番正林輝大外野手(3年)は「夏への通過点として、いい形で夏へつなげたい」と困難を乗り越えた勝利に前を向いた。

大牟田対神村学園 7回1失点と好投した神村学園・早瀬朔投手(撮影・菊川光一)
大牟田対神村学園 6回裏神村学園2死二塁、中前適時打を放った4番正林輝大外野手(撮影・菊川光一)

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大学・社会人野球ニュース

立大またしても3回戦落とす、先発の沖政宗が4回2安打1失点も代打で降板

立大対法大 力投する立大先発の沖(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:法大4-1立大>◇第2週最終日◇22日◇神宮

法大が立大に2勝1敗とし、勝ち点を挙げた。1-1で迎えた5回2死一、二塁から松下歩叶内野手(3年=桐蔭学園)の左越え3ラン本塁打で勝ち越した。投げては今秋のドラフト候補に挙がる篠木健太郎投手(4年=木更津総合)が緩急を使った投球スタイルで8回を5安打1失点で今季初勝利をマークした。

立大は早大戦に続き1勝1敗としながら勝ち点を逃した。先発の沖政宗投手(4年=磐城)は「3回戦は自分が何としても、とマウンドに上がった」と4回まで2安打1失点も5回、好機に打順が回り代打を送られ降板。「ミスボールはなかったと思っているが、勝ちにつながる投球はできなかった」。次戦に向け「与えられたポジションを精いっぱい頑張りたい」と前を向いた。

立大対法大 力投する立大先発の沖(撮影・鈴木正人)
立大対法大 力投する立大先発の沖(撮影・鈴木正人)

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法大2勝1敗で勝ち点 ドラフト候補・篠木健太郎、新球フォーク軸にモデルチェンジ

立大対法大 5回表、立大の攻撃を抑え雄たけびを上げる篠木(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:法大4-1立大>◇第2週最終日◇22日◇神宮

法大が立大に2勝1敗とし、勝ち点を挙げた。1-1で迎えた5回2死一、二塁から松下歩叶内野手(3年=桐蔭学園)の左越え3ラン本塁打で勝ち越した。投げては今秋のドラフト候補に挙がる篠木健太郎投手(4年=木更津総合)が緩急を使った投球スタイルで8回を5安打1失点で今季初勝利をマークした。

篠木がドラフトに向け、モデルチェンジした投球を披露した。最速157キロの直球で押すスタイルから、常時、140キロ後半の直球に元近鉄などで活躍した高村祐投手コーチ(54)から教わったフォークで緩急をつけ打ち取った。「空振りもゴロも思うように投げ分けられた」と手応えをつかんだ。

5回の打席では右腕に死球を受けたが、「3戦目を投げる時は、2回負けたら男じゃないと思って投げているんですが、そういう気持ちが目を覚まして。やってやろうという気持ちになりました」。終盤はギアをひとつ上げ、持ち前のリズムのいい投球で、投げきった。

チームメートの声を力に変えた。1戦目で先発するも敗戦。2戦目はベンチを外れスタンドでチームメートと一緒に応援した。「応援団を間近に見て、やっぱり応援してもらえる幸せを感じたし、吉鶴が頑張って投げている姿に、自分としても感じるものがありました」。夜には、2戦目で先発し勝ち投手になった吉鶴翔瑛投手(4年=木更津総合)から「任せた」とメールが届いた。「しっかり勝ち点を取れるように、と思いました」。チームのために投げる気持ちを、新たにした。

粘り強く勝ち点を挙げ、波に乗る。「目指しているのはひとつです」。チーム優勝のために、腕を振る。

立大対法大 力投する法大先発の篠木(撮影・鈴木正人)
立大対法大 力投する法大先発の篠木(撮影・鈴木正人)
立大対法大 力投する法大2番手の吉鶴(撮影・鈴木正人)
立大対法大 勝利し笑顔でガッツポーズする法大・松下(左)と篠木(撮影・鈴木正人)
立大対法大 勝利し笑顔を見せる法大・篠木(中央)(撮影・鈴木正人)
立大対法大 勝利し応援席に手を振る法大・篠木(右)(撮影・鈴木正人)
立大対法大 1回裏法大2死、中津は右越えソロ本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)
立大対法大 1回裏法大2死、中津は右越えソロ本塁打を放ち満足そうな表情を見せる(撮影・鈴木正人)

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【東北版】初先発の東北福祉大・山路将太郎大暴れ「気負わず臨んだ結果」不調打ち破り4連勝貢献

東北大対東北福祉大 今季リーグ初先発で3安打と大暴れの東北福祉大・山路(撮影・木村有優)

<仙台6大学野球:東北福祉大8-1東北大>◇21日◇第2節第2日

今春初先発の東北福祉大・山路将太郎外野手(4年=鶴岡東)が、サイクル安打まで本塁打のみを残す大暴れで開幕4連勝に貢献した。

2年春から安定して先発出場していたが、今春開幕前の打撃不振により先発を外れていた。「思うような結果が得られない焦りから気持ちが崩れていた。気負わず試合に臨んだ結果。自分のできることは精いっぱいできた」と自らのバットで不調を打ち破った。

東北大対東北福祉大 7回裏無死で左中間を破る三塁打を放ち、ガッツポーズする東北福祉大・山路(撮影・木村有優)

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法大・大島公一新監督初白星「2人の頑張りには頭が下がります」左右2枚看板笑顔で称える

法大対立大 初勝利を挙げた法大・大島監督(中央)は、ウイニングボールを手に吉鶴(右)、松下(左)と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球>◇第2週第2日◇21日◇神宮

法大は今季初勝利で大島公一新監督(56)が初白星を挙げた。

前日20日の初戦では右のエース篠木健太郎投手(4年=木更津総合)が7回1失点の力投も無得点で惜敗。この日は左のエース吉鶴翔瑛投手(4年=木更津総合)が先制打と6回2/3を1失点で勝利をたぐり寄せた。指揮官は「昨日は篠木、今日は吉鶴が頑張ってくれて2人の頑張りには頭が下がります」と、左右2枚看板を笑顔でたたえた。

法大対立大 初勝利を挙げた法大・大島監督は、ウイニングボールを手に笑顔で「1」勝のポーズ(撮影・浅見桂子)
法大対立大 初勝利を挙げた法大・大島監督(中央)は、ウイニングボールを吉鶴(右)、松下(左)と笑顔で見つめる(撮影・浅見桂子)
法大対立大 7回表法大2死二塁、松下の左適時打で生還した鈴木照(右)を拍手で迎える大島監督(左)(撮影・浅見桂子)
法大対立大 9回裏、守備に指示を出す法大・大島監督(撮影・浅見桂子)
法大対立大 力投する法大・吉鶴(撮影・浅見桂子)
法大対立大 力投する法大・吉鶴(撮影・浅見桂子)
法大対立大 力投する法大・吉鶴(撮影・浅見桂子)

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東大66年ぶり明大に8得点も敗れる 法大元プロ大島公一新監督が公式戦初白星

東大対明大 9回表東大無死一、二塁、大原は中越え適時二塁打を放つ(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球>◇第2週第2日◇21日◇神宮

明大は東大に8失点も、打ち勝って勝ち点を挙げた。

敗れた東大は12安打8得点の猛攻を見せた。東大が明大に8得点以上記録したのは、58年に10-7で勝利した春季リーグ1回戦以来、66年ぶりとなった。

法大は今年1月に就任し近鉄、オリックスなどで活躍した大島公一新監督(56)が、公式戦初白星を挙げて立大に1勝1敗のタイに戻した。

東大対明大 9回表東大無死一、二塁、大原は中越え適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・浅見桂子)
東大対明大 1回に3点本塁打を放った東大・大原は「1号」のポーズ(撮影・浅見桂子)
法大対立大 初勝利を挙げた法大・大島監督は、ウイニングボールを手に笑顔で「1」勝のポーズ(撮影・浅見桂子)
法大対立大 初勝利を挙げた法大・大島監督(中央)は、ウイニングボールを手に吉鶴(右)、松下(左)と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)
法大対立大 初勝利を挙げた法大・大島監督(中央)は、ウイニングボールを吉鶴(右)、松下(左)と笑顔で見つめる(撮影・浅見桂子)
法大対立大 7回表法大2死二塁、松下の左適時打で生還した鈴木照(右)を拍手で迎える大島監督(左)(撮影・浅見桂子)
法大対立大 9回裏、守備に指示を出す法大・大島監督(撮影・浅見桂子)
法大対立大 7回表法大2死二塁、松下の左適時打でヘッドスライディングで生還し雄たけびを上げる鈴木照(撮影・浅見桂子)

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